No8

読了。
うーーーーーーん、前作「冷たい校舎・・・」の方が好きだったなあ。前作はとっても緊迫感があって、学生一人ひとりに焦点が当てられていて、こういう話を丁寧に書けるってすごいなあって思った。
今回もとても面白いのだけれど、途中とってもハラハラしたのだけれど、最後はあっさりと終わってしまった感がある。でも彼女の本は子どもの危うさを上手く表現してると思います。私も過去に「決定的なこと」が起こりそうな瞬間を何度か経験した気がする。それを回避する方法も知っていたし、選ばなかったけど、確かにあったなあとは思うの。今思うと変な感じ。


にしても出張が多いと本を読むペースが早くなります。

子どもたちは夜と遊ぶ (下) (講談社文庫)

子どもたちは夜と遊ぶ (下) (講談社文庫)