No8
読了。
うーーーーーーん、前作「冷たい校舎・・・」の方が好きだったなあ。前作はとっても緊迫感があって、学生一人ひとりに焦点が当てられていて、こういう話を丁寧に書けるってすごいなあって思った。
今回もとても面白いのだけれど、途中とってもハラハラしたのだけれど、最後はあっさりと終わってしまった感がある。でも彼女の本は子どもの危うさを上手く表現してると思います。私も過去に「決定的なこと」が起こりそうな瞬間を何度か経験した気がする。それを回避する方法も知っていたし、選ばなかったけど、確かにあったなあとは思うの。今思うと変な感じ。
にしても出張が多いと本を読むペースが早くなります。
- 作者: 辻村深月
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/05/15
- メディア: 文庫
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