No9

この本はものすごい時間と脳みそを使って読みました。久々の専門書(but私の専門時代じゃない)を読むのは大変だね。
読もうとしたきっかけは、そもそも蘇我氏に興味があった為。悪者扱いされてるけど、現代の人でも名前を知っているってことは超権力者だったってこと。よって悪者って一括りにしないで、どんな一族だったのか知りたかったのです。
で、読んだ感想。

  • 蘇我氏は〜だったのだ」←って書いてあるけど、根拠は?その推論を導く為の文献は?  ※特に後半になるとこの傾向が強い気がした
  • 大抵の研究本だと、後半に参考文献一覧があるけど、なかったのは何故・・・・。
  • 蘇我氏が葛城一族っていうのは初耳だったから楽しかった。そう思い返すと前半は面白いんだよね〜。

といった感じ。私は古代史について初心者なので、学会の通説をただ単に語っているだけなのかもしれないけど、蘇我研究の歴史を見直したくなった。
にしても参考文献がないなんて・・・なんでなんだろう・・・。あくまでも一般読者向けだからかなあ。というか読む本を間違えたのかな。いやん。